坂東 愛子 ばんどう あいこ
一般社団法人育児キャリアアップ推進機構代表
合同会社マム・スマイル 代表社員
株式会社レイズシード 代表取締役
一般社団法人日本キャリア・カウンセリング学会会員
経歴
2016年に板橋区でママコミュニティ「Mamsmile(マム・スマイル)」を発足。10,000部の板橋区協賛の地域情報誌「イタバシーナ」を発行し、ママスタッフによる企画・取材、デザインや配布を行うことで社会復帰支援を行っている。また、2018年より保育園フォレスタ・志村三丁目を開園し、保育士の社会復帰という課題にも焦点を当て、育児しながらでも働きやすい環境整備に尽力。
現在は、一般社団法人育児キャリアアップ推進機構を設立し、「ママが笑顔になれば家族が幸せになる」という理念に基づいて、育児女性、保育士のキャリアアップ支援を行うとともに、キャリアについての動機付けは年齢を若ければ若いほど良いといった観点から、高校生・大学生のキャリア教育に力を入れている。また、同社団法人の理念として「キャリア アズ ライフ」を掲げており、全世代に渉るキャリア教育を目指している。
上田 久美子 うえだ くみこ
一般社団法人育児キャリアアップ推進機構 西日本チーフマネージャー
元幼稚園教諭・保育士
経歴
「自分に生まれて良かった!」そう思える子どもを増やすべく、母親・子育て講師・保育士の3つの目線から子どもに関わる大人への支援活動をしている。「愛情が伝わる子育て」講座、オンラインコミュニティ「N」ニュートラル子育てありのママ主宰。京都市の幼稚園での子育て支援事業、保育士メンター保育士研修、幼稚園・小学校PTA講演、子育て座談会など講師としても活動している。
メッセージ
保育業界というのは、目に見えない「阿吽の呼吸」や「気遣い」が重視される職業で、そこができないと、働き続ける事ができないのを様々な園で目の当たりにしてきました。園にマニュアルがないので、教えてもらう人によっても説明内容が違う、見て学ぶという職人の世界のような所でもあるため、お手本の先生によって良いも悪いも保育士としての自分が出来上がってしまいます。働く保育士が増えないのは、社会的に認められていないという側面もありますが、それよりも、現場が個人のスキルに頼りすぎている事が多く、そのスキルが園の価値観に合わないと働き続けられない状況だからなのです。その問題を解決すべく、私たちは、保育のマニュアル作成サポートや現場の根幹となる保育主任の育成研修をしています。保育士が、阿吽の呼吸や気遣いに疲れることなく、自分らしく働ける職場を作ることで、子ども達にも良い影響が派生し、素晴らしい園に繁栄していくと思っています。